介護スクールしらさぎは、社会福祉法人城南会が運営する「介護資格取得の専門スクール」です。

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位資格と位置付けられている資格で、介護福祉士国家試験取得の通過点でもあります。2013年4月、これまでのホームヘルパー1級および介護職員基礎研修が廃止となり、新たに介護福祉士実務者研修として一本化されました。2017年からは介護福祉士国家試験の受験資格として、「介護福祉士実務者研修の修了」と「実務経験3年」が必須要件となったことで、介護職のキャリアアップには欠かせない資格となりました。

介護福祉士実務者研修について、学歴や年齢・資格の有無などの制限は設けられていません。初めて介護職を目指される方や、今まで全く無関係の職に就いていた方でも、どなたでも受講ができます。無資格あるいは未経験でも介護職のキャリアパスを歩むことができることから、働きながら受講する人が多い傾向にあります。

介護福祉士実務者研修で学習する内容は、専門性が高く、より実践的な技術や知識を得ることができます。介護福祉士実務者研修修了者の活躍の場は、介護保険サービスを提供する介護施設・介護事業所など幅広く、訪問介護事業所で配置が必須の「サービス提供責任者」になることもできます。サービス提供責任者は、介護福祉士実務者研修の修了または介護福祉士の資格が必要となりますので、責任のある非常にやりがいのある仕事です。その分、通常のヘルパーに比べ、待遇面ならびに収入においても高い傾向にあります。
また、介護現場において中核的な役割を果たす介護福祉士にとって必要な「介護に関連する制度」「こころとからだのしくみ」「介護技術」等を学ぶことで、資格取得以降のキャリアアップにも繋がります。